コミュニケーションが大事

知り合いがIT企業に勤めていますが、一口にITと言っても様々な仕事があるそうです。ただ大変なものとしては、サービスやシステムの保守点検の類だそうです。
何か問題があれば対応する仕事なので、何もなければ何もしないのですが、それを夜通しやるとなると大変なようです。
何より、実際に有事の際はどんな真夜中でも動かなければならないので、夜が弱い人には苦痛と言えるでしょう。

IT業界で多くの人が関わるのがプログラミングです。
上から渡された設計図に従い、仕様通りにシステムなり何なりを作る仕事です。
私たちが日頃便利に使っているウェブサイトやソフトも、見た目のすっきりした感じからは想定のできないような複雑なプログラムが裏では動いていたりします。
それを作るのがプログラマーなのですが、その辺りをコンピューターがやってくれる訳ではなく、あくまで人間がやらなければならないということが、ある意味でこの仕事の大変さを表していると言えます。

結局のところ、人間同士のコミュニケーションを通して仕事をするため、設計図からして間違っていることもあります。
また、設計図そのものは正しくても、その設計図では依頼人の希望に応えられていなかったりといったことも平気で起こります。
上のコミュニケーション不足で下々が苦労する。
これはどの業界でも一緒ですが、IT業界も情報通信産業の名の通り、情報が非常に大事な業界なのです。
技術がモノを言うのも確かですが、それを効率的に使うためにはチーム同士や、システムエンジニアとクライアント間などが上手く情報交換しなければならないことも多々あります。